こんにちは!
あんこ大好き日本茶ソムリエのChacaco(茶香子)です!
あんことお茶は定番の組み合わせ♪
つくづくそう思う毎日です。
あんこを食べると私の口の中では反射的にお茶の味を欲してしまいます。
さて、平成が終わり、本日は5月1日令和元年です。
平成を振り返ると、あんもちタルトやラムネあんどら焼きなど、様々なあんこ菓子が生み出されました。
令和でもどんな新たなあんこ菓子が生まれるのか今から本当に楽しみです!
今回は、令和でも皆様にモリモリあんこを食べていただきたい!!
という思いから、飲むと1年間無病息災で過ごせると言われる新茶の美味しい淹れ方をご紹介したいと思います。
新茶とは?
「夏も近づく八十八夜~♪野にも山にも若葉が茂る」という歌を一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか?
これは茶摘という有名な童謡です。
新茶とは、この歌詞の通り、立春から数えて八十八夜前後に摘まれるお茶のことです。
品種や地域差はありますが、最近は4月20日頃に静岡で初競りがあります。
鹿児島など温かい地域はそれより早くなります。
ちなみに、新茶を飲むと無病息災といわれている理由は諸説ありますが、八十八夜の八が末広がりの漢字だということや、初物・新物をいただくと寿命が75日伸びるという『初物七十五日』の考え方からきています。
新茶の美味しい淹れ方
今回は新茶の新緑のように爽やかな味と香りを楽しんでいただくためのお茶の淹れ方をお教えします。
その前にお茶を淹れるのに大切な4つのポイント!
茶の量 / 湯の温度 / 湯の量 / 浸出時間 (葉を湯にいれておく時間)
この4つがお茶の味を大きく左右します。
お茶の種類、ご自分の好みに合わせて調節されてみてください!
では上記の4つのポイントを押さえながら、早速新茶を淹れていきましょう!
【用意するもの】(3人分)
- 急須
- 湯のみ(100mlほどの大きさ) 3つ
- 茶葉 9〜10g (より味と香りを楽しんでいただくために少し多めに淹れます)
- お湯のみ8分目までそれぞれお湯を注ぎます。
- お湯の温度を80度ほどまで湯冷ましをして、急須に注ぎます。
- 約40〜60秒ほど浸出させ、少しずつ均等に廻し注ぎ分けます。
- 最後の一滴まで絞りきって、美味しい新茶が淹れられました。
あんこと新茶で最強の無病息災祈願!?
今回は新茶と一緒に5月の季節菓子でもある、柏餅を一緒にいただきます。
実はあんこは、その昔無病息災や魔除けを祈願する行事に小豆をつかった料理として始まったのが日本での起源とされています。
※今のあんこの姿になったのは、鎌倉後期・室町初期以降、砂糖が入り甘くなったのは江戸時代と言われています。諸説あり。
そんなあんこのたっぷり入った柏餅と新茶を一緒にいただくのは、最強の無病息災祈願といっても過言ではないでしょう。
皆様もあんこと新茶をいただいて、令和元年をあんこがモリモリ食べられる無病息災な年にしましょう!!