はじめまして。
あんこが大好き、写真家の小泉まやです。
普段は、医療やセラピーの分野を中心に活動をしている写真家です。
子供のころからあんこが大好きです。
突然ですが、みなさんの人生にとってあんことは一体どんな存在ですか?
私にとってあんことは「母の象徴」であり、また今では癒しのひとつとなっています。
ちょっと大袈裟なようですが、私には本当に特別な食べ物なのです。
いつ食べてもホッとする、安心するものです。
あるとき私は、どのようにして小豆があんこになってゆくのだろう…と気になり始めました。
ワイン好きの人がぶどうが気になるように、チョコレート好きの人がカカオが気になるように。
そして、それなら豆からあんこを作ってみよう!と思ったのです。
このコラムでは、小豆の種が美味しいあんこになるまでを記録し、その様子をみなさんにお届けしたいと思っています。
勿論、それ以外のあんこの事も一緒にお話していきたいと思います。
あたたかく見守って頂けると嬉しいです。
まず、小豆を育てる土地探し。
私のおじとおばに相談しました。
日常的に畑に出る2人が住むその地域の俗称はなんと「小倉(おぐら)」!
これはもう運命に違いないと思い、場所は決まり。
畑の一角をおじとおばから借りることにしました。
次に種です。
種って…どこで買うの?と悩んでいたところ、母の知り合いのおばあちゃんから余っている種を頂くことができました。
みなさんに助けられ、無事あずき栽培をスタートすることができました。
6月16日。
何も無い畑を三角ホーという鍬(くわ)で耕すところから始まりました。
畑仕事がほぼ初めての私には重労働です。
母にも手伝ってもらいました。
次に、肥料を少し土に混ぜ、そこへ間隔を置いて種をまいていきます。
小さくてかわいいですね。
今回はおばあちゃんにもらった2種類の種を植えました。
そしてそっと土を被せます。
次にジョウロでお水をかけて…。
今日の作業は終了。
次回は可愛い芽をお届けできたらいいなあと思います。