熊本県の郷土菓子で、いきなり団子というあんこを使ったお菓子があります。
今回は、そのいきなり団子の作り方をご紹介。中に詰めるあんこは黒胡麻餡にしてみました。
いきなり団子は、輪切りにしたさつま芋と小豆あんをねり餅や小麦粉を練って平たく伸ばした生地で包み、蒸した和菓子です。
あんことさつま芋の相性はかねてから抜群と思っていて、この手の組み合わせ商品をスーパーで見かけるとついつい買ってしまいます。。。
はじめに材料ですが、今回は6個分を目安にした分量です。
白玉粉50g、小麦粉60g、砂糖大さじ1、塩ひとつまみ、黒胡麻あん120g、水70cc、さつま芋1/2個。
以上と、とてもシンプルな材料です。
ボールに白玉粉50gを水70ccで溶かして、小麦粉60gと塩ひとつまみ、砂糖大さじ1を加えてよくかき混ぜ、捏ねていきます。
こぶし大の塊になったところで、ラップに包んで冷蔵庫に30分寝かせます。
その間に、さつま芋を好みの大きさで輪切りにして水にさらしておきます。おおむね、1cm前後が適当かと思いますが、さつま芋が大好きな人は2cm、3cmと大きめにカットすると良いでしょう。
その後、10分ほど水にさらしたところで、さつま芋を出します。キッチンペーパーなどで水気をとります。
さつま芋と一緒に団子の中に包む餡は、約20g程度にして小分けにしておきます。ここでもまた、あんこが好きな人は多めにしておくのも良いでしょう。
さて、30分経ったところで生地を冷蔵庫から出して、6等分に分けます。
その生地をひとつずつ丁寧に平たく伸ばし円形にしていきます。
そして、円形になった生地にさつま芋とあんこを乗せ、包んでいきましょう。
6個すべて包み終わったら、蒸し器で20分蒸していきます。蒸し器がない場合は、土鍋に水を浅く入れ、その中にお茶碗を入れる等して高さをつくり、そこに置いて蒸すのもOKです。
20分経って、団子に櫛が刺さる程度のやわらかさになれば、完成です♪
中はこんな感じですよ^^
黒胡麻あんの香りがさつま芋とマッチしてとてもおいしいです。
さつま芋は秋から冬前にかけて旬をむかえますが、実は2ヶ月ほど貯蔵して水分を飛ばしたものは甘みが増してさらにおいしくなります。この時期もまだまださつま芋レシピに注目ですね^^
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