今回は、あんこ百貨店をいつもご覧になって頂いているユーザーのそらりんさんからご投稿頂いたレシピを実際に作ってみました。
とっても素敵な世界あんこ化計画草案でしたので、そちらをシェアさせて頂きます^^
世界あんこ化計画☆今回はガトーバスクです。
ガトーバスクは、フランスの伝統菓子ですね!ウィキペディアではこのように説明されています。
’’フランス領バスクラブール地方発祥の菓子。厚めに伸ばしたアーモンド入りのクッキー生地にこの地方の特産品のひとつでダークチェリーの一種のスリーズ・ノワール(仏:cerise noire)を入れ、ローブリュー(ラウブル)と呼ばれる飾りをつけて焼いたものが正式なガトーバスクである。’’
さて、そらりんさんのアイデアをもとにあん百スタッフで何度か創作にチャレンジし、素敵なこし餡入りガトーバスクに仕上がりましたよ♪
ちなみに、スリーズ・ノワールの代わりに、今が旬のアメリカンチェリーを使いました^^
カスタードクリームとクッキー生地の甘さをおさえ、こし餡が引き立つように作りました。
是非皆さんもチャレンジしてみてください。
材料(スクエア型15cm、一台分)
- チェリーのシロップ煮(アメリカンチェリー10粒、砂糖35g、レモン汁小さじ1、水200cc)
- カスタードクリーム(牛乳170g、卵黄2個、砂糖20g、薄力粉20g)
- クッキー生地(無塩バター100g、素炊糖50g、塩ひとつまみ、卵1個、薄力粉120g、アーモンドパウダー35g)
- こし餡100g
- インスタントコーヒー少量(つや出し用として)
下準備
バターと卵すべてを室温に戻します。スクエア型にクッキングシートを敷きます。
作り方
まず、チェリーのシロップ煮を作ります。
アメリカンチェリーをよく洗い、ナイフで半分に切り、中の種を取っていきます。
鍋に水、砂糖、レモン汁を入れて、火をつけて沸騰させてから弱火で10~15分煮込みます。
水が色づいてきたら火を止めて冷ましましょう。
次に、カスタードクリームを作っていきます。
小鍋に牛乳を入れ、火にかけ、鍋肌からふつふつと泡が出てくるのが確認できたらすぐに火を止めます。
ボールに卵黄を入れ、泡立て器でときほぐし、砂糖と薄力粉を加えてよく混ぜます。
温めた牛乳を少しずつ加えていき、さらに混ぜます。
そして、これを小鍋に戻して中火にかけ、ゴムベラで鍋底を掻くようして混ぜ続けます。
もったりとした状態になるまで混ぜ続け、火から下ろします。
このクリームをボールに移し、カスタードクリームの表面に密着するようにラップをかけて冷ましておきましょう。
それから、クッキー生地を作っていきます。
室温に戻した無塩バターをボールに入れて、素炊糖と塩を加えてよく混ぜます。
といた卵を少しずつ加えていき、泡立て器でさらによく混ぜていきます。
次に薄力粉とアーモンドパウダーを加えて、ゴムベラでつやが出るまでよく混ぜます。
使い捨ての搾り袋に入れて、1cm程の穴をあけ、クッキングシートを敷いたスクエア型にクッキー生地を約半分搾り出していきます。
スケッパーなどで平らにならします。
次に、その上からこし餡を敷いていきます。
こし餡のパッケージ袋の端を少し切り、搾り出しながらスクエア型に敷いていきます。
スプーンの背などを使って軽くこし餡をならしていきます。
そこに、先ほど作ったカスタードクリームを新しい使い捨ての搾り袋に入れて、また1cm程の穴をあけ、概ね3分の1の量を均等に搾り出していきます。
次に、その上からさらに、しっかりと水気を切ったアメリカンチェリーを敷いて行きます。
チェリーの隙間を埋めるように、残りのカスタードクリームをすべて搾り出します。
そして、残りのクッキー生地を搾り出します。
均等の厚さになるようにスケッパーなどで平らにならしていきましょう。
※最後の平らな状態を撮影し忘れてしまいました(;д;)
仕上げに、つや出し用にインスタントコーヒーを分量外のお湯でといて、はけで生地の表面に塗ります。
爪楊枝でお好みの模様を描きましょう。
さあ、170℃に予熱したオーブンで45分焼いていきますよ!
焼きあがったら、そのまま荒熱をとって、一晩冷蔵庫で冷します。
翌日、スクエア型から外して完成です!
完成品をたっぷりご覧あれ^^
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