清月堂、店舗概観

清月堂(せいげつどう)- 名物カブトガニ饅頭 –

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清月堂は、岡山県笠岡市の和菓子店です。昭和15年創業、お饅頭屋としては非常に珍しく、あんこはすべて自家製餡を使用しています。

代々伝わる製餡技術を受け継ぎ、老舗として品格ある味を地元のお客様に提供しています。

国の天然記念物を守りたい

清月堂のある岡山県笠岡市と言えば、全国で唯一「カブトガニ」の繁殖地として国の天然記念物に指定されている神島水道(こうのしますいどう)という地域があります。

カブトガニは2億年以上もの間、姿を変えずこの地球上に生き続け、今や「生きた化石」とまで言われています。

しかし、環境の変化から昭和60年頃、急激に減少し絶滅の危機に直面していました。

平成に入り、官民が一体となり水質改善や保護活動など地道な取り組みが行われてきました。

現在、生息数は増加の傾向にあり、徐々に環境が戻りつつあります。

笠岡市には世界で唯一カブトガニをテーマにした「カブトガニ博物館」が1990年にオープンし、カブトガニ保護を目的とした啓蒙活動が盛んに行われています。

名物カブトガニ饅頭で話題

清月堂、内観

清月堂は、カブトガニの生息数の減少を憂い、その厳しい現状を少しでも世間に知ってもらうべく、カブトガニ饅頭をお店の名物商品として開発しました。

正直見た目はかなりグロテスクなところはありますが、このインパクトのある商品で、少しでもカブトガニの保護に貢献できればとの思いで作られています。

あんこ百貨店でご購入頂いたカブトガニ饅頭、カブトガニ最中の商品に関しても、その売上の一部を笠岡市立カブトガニ博物館様を通して、干潟の保護およびカブトガニ生息の保護活動に寄付させて頂きます。

●清月堂●
〒714-0088
岡山県笠岡市中央町18-11