創業60余年。愛媛県今治市にお店を構える和菓子店です。愛媛といえばみかん。みかんをまるごと一個使ったみかん大福発祥のお店です。
工場長はグアム出身!?
清光堂の創業者・益田光俊さんから後を継いだ、二代目智恵(としえ)さん。グアム出身の旦那様と夫婦で清光堂を継いだそうです。
外国ではまだまだ馴染みの少ない和菓子。経験値ゼロからの和菓子作りで、ビルさんは大変な苦労だったといいます。
そして試行錯誤を繰り返す中、誕生したのが「まるごとみかん大福」でした。
全て手剥き、こだわりが詰まったみかん大福
今でこそフルーツ大福というジャンルはメジャーになり、様々なお店でいろいろなフルーツの大福が販売されていますが、当時はイチゴ大福くらいしかフルーツ大福がありませんでした。
「愛媛の特産であるみかんを使った大福が作れないものか」と開発したみかん大福でしたが、当初はまったく売れなかったそうです。
美味しく食べやすい大福にするには、みかんのサイズや味が均一である必要があります。大福に合ったサイズのみかんを安定供給できる生産者と巡り合うまで、なんと5年もの年月がかかったそうです。
そして、みかんを一つ一つ手剥きし、丁寧に筋も取り、出来上がるのが「まるごとみかん大福」。餡は北海道産の白手亡、餅粉は国産。全ての材料をこだわりぬいて完成したみかん大福は、今では様々なメディアに取り上げられるなど、清光堂を代表する人気商品に成長しました。
一福百果とは
一つの大福に百の果実、と書いて、一福百果(いちふくひゃっか)。「福」には幸福の願いも込められています。
その名の通り、清光堂ではみかん以外にも様々な大福があります。
通年で食べられる、みかん大福、甘夏大福、八朔大福。季節によって、ブルーベリー、いちじく、メロンなど、
様々なフルーツの大福が販売されています。
●一福百果・清光堂●
〒799-1523
愛媛県今治市郷桜井3丁目4番5号