あんこ百貨店をご覧になってくださっている皆さん、明けましておめでとうございます!
小﨑朝美です。
この時期、お正月で供えた鏡餅を使ってお汁粉やぜんざいにして食べる鏡開きをします。
あんこが大好き私は毎年楽しみでしょうがないのがこの年中行事です。
鏡餅用に用意されたゆであずき缶をたっぷり好きなだけ味わえるなんて、、、幸せです。(笑)
そこで今回ご紹介するのは
井村屋(株)監修『甘さほっこり、からだにやさしい 井村屋さんのあずき日和』です。
一度は見たこと、食べたことがあるのでは?という井村屋さんのゆであずき缶は、誕生して50年以上経ちます。
「時間をかけてゆっくり砂糖で煮込んだ味わいは、味も食感も、そして心までほっこりさせる、やさしい味です」(※本文より)
そんなゆであずき缶を使ったアレンジレシピがたくさん詰まった『井村屋さんのあずき日和』には、のせる・包み込む・混ぜる・溶く・固める・凍らせる・砂糖がわりに・コクをだすというゆであずきの活用法がたっぷり紹介されています。
それから塩・醤油・味噌・胡椒・カレー粉・シナモン・ごま油・オリーブ油など、様々な調味料やスパイスを使ったちょっと意外なオリジナルレシピ、試してみたい調理法がたくさん。そう和菓子やスイーツなどはもちろんのこと、料理にだって使えるのです。
「ほどよい甘みと豆のうまみをたっぷりと含むゆであずきは、・・・煮ものや炒めものに加えれば、奥行きのあるコクが出てきます。
肉や卵、乳製品と合わせれば、豊かな甘みが生まれます。」(※本文より)
あずきのチーズフォンデュ、あずき焼売、肉じゃが、麻婆豆腐、、、
料理に入れるの!?とびっくりするかもしれませんが、ゆであずきは、立派な具材や調味料に驚くほど大変身するんです!
・・・もちろん入れすぎは要注意ですが(笑)
ちなみにこちらはあんこ百貨店スタッフが作った小豆入り回鍋肉!小豆のコクがきいていておいしい!
さらに、あずきは栄養素も豊富で、ダイエットや美肌にも最適な食材!あずきの赤、また赤いゆで汁にはポリフェノールまでたっぷり含まれています。
小さな粒の豆あずきは、まさにミラクルフード!
そして、つるつるツヤツヤしたあずきを炊き上げてたっぷり入れたゆであずき缶は、まるで甘い宝石箱のようです。
「¨赤いダイヤ¨あずき」(※本文より)
そんなダイヤが惜しげもなく詰まったゆであずき缶を、ぜひ皆さんも自由にアレンジして料理を楽しんで見てはいかがでしょうか?
ただし、使う際には【ちょっと一福。】のさじ加減を大切に。
- 小﨑朝美(編集部コラム)
和菓子大好き元書店員、今は雑誌の編集者として奮闘中の和菓子と本のコラム。 - 和菓子向上委員会のコラムはこちら