6/16放送のTBS系列の朝の報道番組の「はやドキ!」の和菓子の日の特集で和菓子薫風が紹介されました。
千代田線千駄木駅から徒歩3分。民家が立ち並ぶ細い路地を入ったところに和菓子薫風があります。
店内は、和菓子屋さんというよりは気軽に立ち寄れるアットホームなカフェ、という印象。本棚には和菓子関連の本がズラリ。お店の内観を見た瞬間に、店主の強いこだわりが垣間見えました。
食材に対する思い
薫風のオーナーであるつくださんは、とある飲食チェーン店のデザートメニューの商品開発をしていました。
和デザートの一つとして、どら焼きの開発に関わる傍ら、農業や地域の活性化にも興味があったつくださんは、瀬戸内の無農薬レモンの農家と出会います。
そこには、せっかくの無農薬で皮まで食べられるレモンなのに、果汁だけを絞って、皮の部分を山のように廃棄しているという現実がありました。
せっかくの素晴らしい食材を、廃棄するのではなく、何か付加価値を付けてみなさんに食べてもらいたい。
そんな思いから生まれたのが、和菓子薫風であり、薫風の定番メニューとなるレモンどら焼きでした。
薫風は、イベントにも力を入れており、白味噌作りの体験会や和菓子教室など、様々なイベントを開催しています。
直接食材に触れ、自分で体験したり見聞きすることで、農業や食材の『今』を伝えたい。
レモンどら焼きとともに始まったつくださんの挑戦は、これからも続きます。
薫風といえば、レモンどら焼き!瀬戸内岩城島の青いレモンのコンフィを使ったレモンどら焼き。
レモンの持つ程良い酸味や苦みがあんこと合わり、甘いだけじゃない上品が風味が人気です。
店内はカフェ仕様。和菓子と日本酒のマリアージュを体験してもらうべく、店内には日本酒が並びます。
●和菓子薫風●
〒113-0022
東京都文京区千駄木2-24-5 1F