黒ゴマあんどら焼き

【和菓子好きのための薬膳】冬の体調不良には、黒ゴマあんのどら焼きがいい理由

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こんにちは、管理栄養士・管理薬膳師の森です。
秋雨前線の影響もあり、冷たい雨の日が続いていますね。
紅葉も始まり、秋本番といった季節ですが、11月7日は立冬。
暦の上では冬にあたり、本格的に冬に向けた準備をしていくことをオススメします。

さて、本題に入りたいと思います☆

今回のタイトルを見て、「どうして冬の体調不良に黒ゴマどら焼きなの?!」と思われた方もいらっしゃるかと思います^^

その理由をお話する前に、まずは簡単に体調管理について、東洋医学の考え方をお話しましょう♪

季節、食べ物、色、感情などの要素が絡み合う五行説とは?

東洋医学では、自然界すべてのものは「木」「火」「土」「金」「水」の5つのもとから成り立っていると考えます。

これを五行説といいます。

それぞれに特徴があり、お互いに助け合ったり、抑制し合ったりしてバランスを保っています。

五行説の図

五行説

この五行説は季節、食べ物、色、感情などさまざまな要素が深く絡み合っていると言われています。

その季節ごとに、いたわると良いとされている臓器を知ることができたり、今の精神状態を緩和できたり、心身ともに自分の現状を知るための指標になります。

また、このどこかのバランスが崩れると、気分がよくない・いまいち調子が出ないなどの体調不良に陥ってしまいます。

そして、これらの関係は東洋医学の基本となる『五体色体表(ごたいしきたいひょう)』にまとめられています。

東洋医学の基本。五体色体表からわかる冬に感じる不調の原因

実際に五体色体表を見てみましょう!

五体色体表

五行色体表

冬は五行で言うと「水(すい)」の性質で、水(すい)の冬の不調の原因は寒さにあります。

当たり前かもしれませんが…!

やっぱり冬はこの寒さ・冷えから身を守ることが昔から大切だと考えられているのですね。

寒さは体をちぢこまらせ、活動する力を衰えさせるだけでなく、血のめぐりも悪くなって、手足が冷えたり、肩が凝ったり、腰やひざなどあちこちに痛みが出たりします。寒いと古傷が痛む、というやつですね。

冬の不調には腎をいたわるのが基本!

また、臓器では「腎」が活発に働きます。

冬は寒くて汗が出にくくなるため、腎が膀胱とともにせっせと働いて、不要な水分を尿として体の外に出しているというのが東洋医学の考え方です。
冷え性、むくみ、腎

冬になると、トイレが近くなったり、むくんだりしやすくなるのは、負担のかかっている腎のはたらきが関係しているからです。

・トイレが近い
・おしっこが出にくい
・耳鳴りがする
・最近、白髪が気になり始めた
・抜け毛が多い
・物忘れが気になる
・手足が冷えて眠れない

上記の内容で気になるものがあれば、腎が弱っている可能性があります。

冬は黒色のものを積極的に摂る!

五体色体表をみると、冬の色は「黒」が当てはまりますね。

これは「腎」が弱った時に皮膚の色が「黒」っぽくなることも示しますが、黒い色の食べ物が腎を癒すという意味もあるのです。

色が黒い食材は「腎」のはたらきを助け、「血」をふやし血行をよくします。ですので、薬膳では冬に弱りやすい腎を癒すためによく黒い食べ物を使います。

最近、いまいち体調がすぐれないなぁと思ったら、黒ゴマ、黒きくらげ、黒豆、ひじき、海苔などの黒い色の食材を食べましょう!

おせち料理に黒豆や海藻類が使われるのも、縁起がいいだけでなく冬の疲れた体を癒す効果があるようですね。

おせち料理、黒豆、こんぶ

さて、ようやく黒ゴマどら焼きに戻りますよ^^

もちろん、そうすると冬のおやつは、黒ゴマや黒豆を使った和菓子がいいですよね(^^♪

黒ゴマあんのどら焼きや、黒ゴマ団子、黒豆をつかった羊羹なんかもいいと思います!

それに、温かい黒豆茶と一緒にティータイムを過ごすというと、なんだかゆるりと素敵な気持ちになります。

黒ゴマあんのどら焼きが美味しいのは、なんと言っても、東京練馬の神馬屋さん!

地元で有名などら焼き専門店さんです。
【神馬屋】いま坂どら焼き 9種詰め合わせ 15個入り(小倉2、こし2、栗2、ごま2、抹茶2、うぐいす2、白、ブルーベリー、コーヒー)

そして黒ゴマ団子は、スカイツリーのふもとにある墨田区の小梅さんの小梅団子です。ゴマ味のお団子がついています。
【埼玉屋小梅】小梅選りすぐりセット(栗どら焼き、小栗まん、桜橋まんじゅう、小梅団子)

埼玉屋小梅_小梅選りすぐりセット-栗どら焼き、小栗まん、桜橋まんじゅう、小梅団子-

こちらも地域に愛される和菓子屋さんですよ^^

美味しさにプラスして、体にも優しい効果があるなんて嬉しいですよね。

この寒い季節、是非「黒」の和菓子で疲れた体を癒してあげつつ、おやつ時間を楽しんでいただければと思います^^

森 友理絵
森 友理絵
管理栄養士・管理薬膳師が中医学・薬膳からみる和菓子の魅力を伝えていきます。セミナー情報やお仕事依頼は公式ホームページからどうぞ!
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