夏バテ知らず!ずんだ和菓子に秘められたパワフルな効能とは?

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今年は5月5日(土)が立夏にあたり、暦の上でも夏になります。

私たちのからだも夏仕様になっていきますので、しっかりとこの時期からケアをしていく事が大切です。

夏に向けて今からちゃんと体調管理

夏の不調というと、一番はやはり夏バテ、ではないでしょうか。

なんとなくだるい、疲れやすい、やる気がでないなどの症状がでやすいです。

これは、夏の強い日差しにより、体にも余分な熱が溜まっていることが一番の原因です。

この熱により大量の汗をかくと、気・血・津液すべてを消耗してしまいます。

気・血・津液というのは、私たちの体をつくっている要素で、薬膳ではこれらが十分に足りていて巡っている状態が健康的な状態とされます。

なぜ、ずんだの和菓子が夏バテにいいの?

この季節は、ずんだを使った和菓子を選びましょう!

ずんだ・・・(枝豆) と言って、思い出すのはビールでしょうか。

枝豆は、アルコールを代謝させるビタミンB1が豊富で、アルコールと一緒に摂るにはとても相性のよい食材。

また、女性には嬉しい食物繊維や葉酸、イソフラボンなどの栄養もたっぷりあります。

このように栄養価もとても豊富なのですが、薬膳的な観点からみるとまた別の効能が!

それは、夏の暑さにより体にこもった熱を取り除き、胃腸の調子をよくし、夏の湿気や、水分の取りすぎから体に溜まった余分な水分をだすという作用があります。

さらには元気や気力などのパワーも与えるという効果もあり、まさに夏の不調の原因を取り除いてくれる食材なのです!

ずんだを今まで意識していなかった方、ぜひ、この夏は挑戦してみてくださいね。

森 友理絵
森 友理絵
管理栄養士・管理薬膳師が中医学・薬膳からみる和菓子の魅力を伝えていきます。セミナー情報やお仕事依頼は公式ホームページからどうぞ!
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